ミナを着て旅にでよう
皆川 明 著
このところ、もろもろが重なり、かなり根を詰めて制作やいろいろな
準備をしていました。
なのに、やってもやっても終わらない状態で、前にすすんでいるのかもわから
なくなってしまっていました。
今日の夜、ひざびさにひどい頭痛がやってきました。
頭をうごかすとどうにもひどいので、やらなくてはいけないことを今晩は観念して、
じっとしていました。
NHKのトップランナーに、ミナペルホネンの皆川 明さんが出演されていて、
もう、半分以上終わってしまっていたのですが、最後に司会の本上まなみさん
が印象に残った皆川さんの言葉として、「口笛を吹きながら疾走する」という
言葉を挙げていました。
長距離走者だった皆川さんらしい言葉。
皆川さんはいつもたんたんとしているように見えるのですが、口笛吹いてる
だけじゃなく、ちゃんと疾走している。
そして、疾走していても口笛を吹くことを忘れない。
素敵だなと思う。
目の前のことに追われてしまうと、つい、そればっかりになって
つらくなってしまったりするのだが、これから長い距離を走ることを忘れては
いけないし、あとで振り返ってみると、あのときがんばっていてよかった!
と思えた経験を忘れてはいけない。
そう思うと口笛を吹くこともできるか..な..。
いつか、フェルト作家さんが雑誌で紹介されていたときに、
フェルトをつくる作業は力仕事で、つい、息を止めてしまい、
しんどくなってしまう。だから、歌を歌いながら作業をする。
というようなことを言っていたことがあった。
これはとても現実的な話だけれど、そんなところからわたしも始めて
みようと思います。